ロボットや人造人間のような人工的に造られたキャラクターの魅力

SFジャンルの作品などでは人工的に造られたという設定のキャラクターがよく登場します。

こういったキャラは作品によって独自の名前で呼ばれたり、ロボット、人造人間、アンドロイド、オートマタ、ホムンクルスなどと呼ばれます。

外見は人間と変わらなかったり、機械チックな見た目をしていたり、いろいろなキャラが存在します。

主要キャラとして登場し活躍する場合、人間の感情を理解しようとする様子を描かれることが多いと感じます。

そこで今回はこの人工的に造られたという設定のキャラの魅力について調べてみました。

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作品内の位置づけ

人工的に造られたという設定のキャラ(これからロボットと書きます)は作品によってその位置づけが違います。

そこでよくある例を2つ紹介します。

あとここで言うロボットとは産業用ロボットや人が搭乗して操縦する巨大なロボットなどとは違い、人間のようなロボットのことを意味します。

一般的に普及している

作品の舞台が未来の世界で、ロボットが当たり前のように普及しているという設定です。

彼らは完全に社会に溶け込んでおり、珍しい存在ではありません。

彼らが社会的に人間と同等の扱いを受けているのか、それとも人間とは違う存在として区別されているのかは作品によっていろいろです。

そういった事情が作品のテーマとして扱われている場合もありますし、単にその世界の文明レベルの高さを表現するために存在しているという場合もあります。

謎の技術によって造られる

ロボットが存在しない世界で、何者かの謎の技術によってそれが造られたという設定です。

現代に復活したロストテクノロジーっていう設定も見たことありますし、偶然誕生したという設定もありますね。

ロボットの存在が認知されていないため、彼らはとても珍しい存在になります。

彼らは主人公の仲間として登場する場合もありますし、まったく感情のない敵キャラとして登場する場合もあります。

キャラクターとしての魅力

ロボットは人間キャラと比較してどういった魅力があるのでしょうか。

それでは1つずつ見ていきましょう。

特別な能力を発揮できる点

ロボットであるという設定は、特別な能力を発揮するための自然な理由になってくれます。

ロボットは人間よりも計算が速いとか、力持ちだったりとかなどの個性的な能力を持っていることが多いです。

こういう能力を持っているキャラがいると、これからどういう風に活躍するのかワクワクして楽しみになりますよね。

また逆に人間よりも能力が低くドジなロボットという設定があっても個性的で面白いです。

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外見と年齢の設定が自由な点

ロボットにおける年齢にはいろいろな定義があります。

外見、精神年齢はもちろんのこと、製造年数もロボットにとっての年齢と言えます。

ロボットは人間ではないのでたとえ年齢(製造年数)が1歳でもキャラとして成り立ちますし、年齢によって見た目が制限されることもありません。

そのため造られてから50年経っているのに子供の見た目にしていたり、5年しか経っていないのに大人の見た目にしていたりというのもあり得ます。

もちろん精神年齢も自由自在です。

外見、精神年齢、製造年数を自由に設定できるので、ロボットというありがちなキャラ設定にも関わらず、個性的なキャラになりやすいです。

また人間のように歳をとることがないっていうのもポイントだと思います。

他の人間キャラが歳をとって外見がどんどん変わっていくのに、ロボットだけ歳をとらずに外見が変わらないっていうのがわかるシーンがあると、何だか感慨深くなりますよね。

別にロボットに限らず不老不死のキャラが周りの時間の流れに取り残されていくのがわかるシーンもいろいろ考えさせられます。

もしよろしければ生物の寿命に大きく関わっているとされるテロメアについて書いた以下の記事もぜひご覧ください。

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人間らしさが欠如している点

作品によっては外見も中身もまったく人間と同じというロボットもいてそういうのも面白そうですが、人間らしさが欠如しているロボットもキャラとして魅力的に感じられます。

特に人間と触れ合っていく中で少しずつ人間の感情を理解していくストーリーは王道中の王道ですよね。

表情や話し方で誤魔化しても、肝心の人間らしさがなかなか理解できないのが、ロボットらしいところですよね。

人間であれば熱くなったり恐怖を感じてしまいそうな状況でも冷静に対処し行動するシーンも、人間とは違うロボットらしさを感じるポイントだと思います。

またロボットによくある設定として、与えられた任務を忠実に遂行するというものがあります。

有名な作品だと「ドラゴンクエスト7」でからくり兵のエリーのエピソードで、エリーは死というものが理解できず、すでに死んでしまった人間を元気にするためにスープを作り、冷めたらまた作り直してという行動を数百年以上繰り返していたというイベントを見ることができます。

ドラクエ7は暗い話が多いのですが、中にはこのような感動できる話もいくつかあって面白いと思いました。

具体的な造り方を説明できないという問題

創作作品のお約束ですが、現実に存在しないものの具体的な作り方を説明することはできません。

「非常に高度な技術力」とか「○○博士の天才的な発明により」とか「錬金術によって」とかそういう風に誤魔化す必要があります。

つまり抽象的にそれっぽく説明するしかないわけですね。

ロボットの場合、人間と見分けがつかないようなボディの造り方であったり、人工知能の造り方をいかにそれっぽく説明できるかがポイントになります。

現在の日本のロボットの技術はどうなのかって言うと、お店などでよく見かけるペッパー君の様子から察するに、創作作品に登場するような人格を持ったロボットが誕生するのはまだまだ先の話なんだと思ってしまいますね。

見た目を限りなく人間の顔に似せたロボットもいくつかありますが、まだまだ不気味の谷にはまっていると感じるものも多く見られます。

不気味の谷って言うのは人の絵がどんどんリアルになっていくに連れて、人間と見分けがつかなくなる一歩手前でなぜか不気味な感じに見えてしまう現象のことです。

これって人間の本能なのでしょうか。

もしよろしければ身近に起こり得る現象や効果について書いた以下の記事もぜひご覧ください。

「ミーム汚染」や「カリギュラ効果」などに代表される言葉がどういった現象や効果の名前なのかを知っていますか。また中でも「ゲシュタルト崩壊」は有名ですよね。そこでこれらの身近に起こり得る現象や効果の名前をいくつか紹介します。

あとせっかくなのでローゼンメイデンの水銀燈を描きました。

彼女も人間ではなく人形なので一応。

まとめ

ロボットは特別な能力を発揮しやすいので人間キャラとは違った役割をこなすことができます。

また外見、精神年齢、製造年数などが自由自在なので、ロボットというありがちな設定にも関わらず個性的なキャラを作りやすいです。

そしてロボットが人間の感情を理解しようとし、少しずつ人間らしくなっていくというストーリーは王道でとても人気が高いです。

任務を忠実に遂行しようとする姿に感銘を受けたという人も少なくありません。

SF作品に登場するような人格を持ったロボットは、私達が生きている間に誕生するのでしょうか。

その日が来るとしたら待ち遠しいですね。