バキ・最凶死刑囚編でなぜ道場で克己は烈海王の靴を注意しないのか

バキ・最凶死刑囚編がついにアニメ化しました。

このエピソードはシリーズの中で特に人気があって面白いです。

以前からアニメ化されることは告知されていたので、このときを楽しみに待っていたファンも多くいると思われます。

そんなバキ・最凶死刑囚編ですが、このエピソードには少し変だなと感じる疑問があります。

克巳は死刑囚のドリアンやドイルが靴を履いて神心会の道場に入った際に「靴ぐらいは脱げよな白人」とか「靴を脱がんかァァッッ」とか言って注意するシーンがあります。

なぜかこのエピソードでは克巳が靴をよく気にしていますね。

しかし烈海王(れつかいおう)が道場で靴を履いていることに関しては一切お咎めなしなのはなぜなのかという疑問です。(別に大した疑問でもないですけどね…)

今回はその疑問についていろいろと考えてみました。

なお最凶死刑囚編は10年以上前のエピソードですが、アニメ化を機に初めて見るという方もいると思うので、重大なネタバレを記事中に含まないように心掛けたいと思います。

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この疑問に関わるキャラクター

この疑問に関係があると思われるキャラを簡単に紹介します。

愚地克巳

「空手を完成させた男」とか「最終兵器(リーサルウエポン)」などと呼ばれており、天才肌のキャラです。

最凶死刑囚編では神心会の空手道場の長になりました。

後述の烈海王とは前のエピソードの最大トーナメント編で戦いました。

ちなみに初期の克巳は高慢な性格で、靴に関して厳しく注意するようなキャラでもなかったような気がしますが…。

このエピソードではやたらと道場の靴にこだわります。

神心会の長という意識を持ち始めたのでしょうか。

烈海王

香港出身の中国拳法の達人です。

最大トーナメント編で克巳とは因縁がありましたが、最凶死刑囚編では中国拳法を空手に取り入れるという目的で克巳に招かれています。

シリーズに登場するファイターの中では数少ない常識人だと思います。

あくまで他のキャラと比較してということですが…。

ちなみに後に登場する郭海皇(海皇は中国拳法最高峰の称号)も道場では靴を脱いでいないので彼だけの問題というわけではなさそうですね。(ピクル編とバキ道で確認)

ドリアン

アメリカの死刑囚です。

脱獄して東京に向かい、神心会の道場を訪れます。

道場では今まさに克巳と烈海王が組み手を終えた後でした。

ドリアンは克巳に靴を脱がずに道場に入ったことを注意されます。

ちなみにこのとき烈海王の(靴を履いている)足が映っていてシュールです。

この後ドリアンは言われた通り靴を脱ぐのですが…。

ドイル

イギリスの死刑囚です。

彼はいろいろあってこの道場に連れて来られるわけですが、そのときに克巳が靴を脱がずに道場に入ったことを注意します。

なぜかドリアンのときよりも強い口調で注意しています。

この後ドリアンのときと同様に靴を脱ぐのですが…。

道場で克巳が烈海王に靴を注意しない理由

烈海王が神心会の道場で靴を履いているシーンは他にもたくさんあるのでミスではないはずです。(むしろ道場で素足のシーンがあまり見当たらないような…)

彼は昔から寺で厳しい修行を積んでおり、礼儀作法を知らないということは考えられません。

またこのエピソードではなぜか口うるさく道場で靴を脱ぐように言っていた克巳が、烈海王に対しては注意しなかったのは不自然です。

なので靴を履いている烈海王の目の前で克巳がドリアンに靴を脱ぐように注意したシーンでは特に違和感を覚えました。

そこでなぜ注意しなかったのか理由をいくつか考えてみました。

それでは1つずつ見ていきましょう。

土足で上がるなという意味で言ったから

克巳の「靴を脱げ」という注意には「土足で上がるな」という意味が込められていたという説です。

つまり烈海王が履いていた靴は上履きで、道場で履いていても問題ない靴だったのではないかということです。

これなら土足で上がったドリアンやドイルを注意したことに関しても説明できますね。

では烈海王は普段外ではどんな靴を履いているのでしょうか。

買い物帰りのエレベータにいる烈海王を見てみましょう。

烈海王は外ではカンフーシューズを履くみたいですね。

それでは道場で克巳と組み手をしているときに履いている靴を見てみましょう。

あれ?同じ靴を履いていませんか?

しかし同じ靴を上履き用とそうじゃない用に分けている可能性は十分に考えられます。

これなら道場を汚す心配はありませんね。

カンフーシューズはボクサーのグローブと同じ

最大トーナメント編で烈海王は主人公の刃牙に言いました。

拳法家がカンフーシューズを脱ぐという行為…

それから「わたしが素足になるということは、それほど危険ということだ」と続きます。

つまり烈海王を始めとする中国の拳法家にとってカンフーシューズはボクサーのグローブと同じで、道場で克巳と組み手をする際にそれを脱ぐわけにはいかなかったというわけですね。

このことを克巳が配慮しているということであれば、烈海王に靴を脱ぐように注意しないことも自然だと思います。

中国拳法を空手に取り入れたいから

克巳が烈海王を神心会に招待したのは中国拳法を空手に取り入れて真の近代空手を完成させるためです。

つまり克巳は烈海王に教えを乞う立場であるため、靴のことを注意しなかったということです。

また中国の拳法家にとってカンフーシューズは最もフォーマルな装いです。

烈海王もカンフーシューズのことをボクサーのグローブに例えていますし、後の擂台編でも多くの中国の拳法家がそれを履いています。

克巳は道場でのカンフーシューズを許可することで、どうしても中国拳法を取り入れたいのだという誠意を示しているのではないでしょうか。

その後も彼はいろいろなキャラに教えを乞う姿を見られるので、そういう意味では初期の傲慢な性格からずいぶんと成長したと言えます。

まとめ

克巳が烈海王に靴を脱ぐように注意しなかったのは以下のような理由が考えられます。

まず道場用の上履きを履いていた説、次に中国の拳法家にとってカンフーシューズはボクサーのグローブのようなものという事情に配慮した説、そして克巳は烈海王に教えを乞う立場だから注意しなかったという説です。

まぁ最大トーナメント編では空手と中国拳法とでいろいろあったけど、これからは仲良くしましょうねってことなんでしょう。

実際あの2人は最初の状態に比べればずいぶんと仲良くなったと思います。

ちなみに靴のことはアニメ見てて初めて気づきました。

この後克巳がドリアンに靴脱げって注意するのに烈ちゃん靴履いてていいのかな?みたいな感じです。