「やばたにえん」とは何か?「やばい」という言葉の意味や使い方

みなさんは「やばい」という言葉を使ったことがありますか?

若者がよく使う言葉として知られていますが、ご年配の方にも使われている印象があります。

この言葉を頻繁に使う人にはわかると思いますが、「やばい」はとても便利で使いやすい言葉です。

そこでこの「やばい」という言葉は現代においてどんな意味があり、どんな使われ方をしているのかを調べてみました。

また流行語大賞候補の「やばたにえん」についても調べてみました。

スポンサーリンク

「やばい」の意味の由来

江戸時代からあった言葉らしいですが、この時点では頻繁に使われるような言葉ではなかったそうです。

調べてみると犯罪者を閉じ込めておくための施設である「厄場(やば)」が由来になっている説や、戦前に囚人が看守のことを「やば」と呼んでいたことが由来説、夜這い(よばい)が「やばい」になった説などいろいろあります。

その言葉が誕生した瞬間に生きている人はもういないと思われるので真実はわかりませんが、現代の「やばい」と違って当時のそれは悪いことや危ないことを意味する言葉であることがわかります。

しかし1990年頃に「やばい」の意味は大きく変わります。

悪いや危ないの意味があった「やばい」はすごいとかかっこいいのような前向きな意味を含んだ言葉になったのです。

この時代になるとすでに「やばい」は若者言葉として定着し、頻繁に使われるようになりました。

このことから現在の「やばい」がちゃんと通じるのは1990年くらいまでだと言えますね。

現在の使われ方

現在では昔のように悪いことや危険なことだけではなく、普通ではない状況のことを意味します。

例えば電車に乗ろうとしたけど財布を家に忘れてしまったとき、取りに帰ったら遅れてしまうようなときに「やばい」って言えますよね。

また交通事故の現場を偶然目撃してしまったときも「やばい」と言えますよね。

このように普段の生活でイレギュラーな状況に遭遇したときに無理やり「やばい」という言葉を使ってもあまり違和感がありませんよね。

これはもちろん悪い状況だけでなく良い状況に対しても言えます。

つまりいつものと違う状況はすべて「やばい」で表現できてしまうのです。

逆にやばくない状況とは?

普通ではないことを「やばい」と言うのであれば、普通のときにはやばくないと言えますよね。

または普通ではないけど、普通のときとそんなに差がない状況でもわざわざ「やばい」と言ったりしませんよね。

例えば電車が1時間も遅れていたら「やばい」ですが、遅延が1分未満ならやばくないですし、1分も狂わずに時間通りだった場合も当然やばくありません。

つまりいつも通りの普通の状況はやばくないということですね。

毎日がいつも通りということはなかなかないので、どんな人の回りにも「やばい」で満ち溢れていることがわかります。

なぜ便利で使いやすいのか?

先ほど説明したように「やばい」という言葉は普通ではない状況やいつもと違う状況をたった一言で表現できます。

口で説明できないような状況に遭遇してしまったときや自分でも何が起きているのかがよくわからないとき、人は口を揃えてこう言います。

「やばい」

そして現代人はあることに気づきました。

たいていのことは「やばい」という言葉で表現できてしまうことに。

こうして「やばい」はあらゆる状況を一言で表現できる言葉として多く人に使われるようになったわけなのです。

流行語大賞候補の「やばたにえん」とは?

言葉は時代の流れと共に変化していきます。

もちろんこの「やばい」という言葉も例外ではありません。

最近では「やばたにえん」という言葉が流行しているようです

恐らくこの言葉は「つらたん」とか「やばたん」みたいに最後に「たん」をつけることで生まれた言葉に、さらに永谷園(ながたにえん)をくっつけることによって誕生したのではないかと考えられます。

どうやら「やばい」よりも深刻な状況で使う言葉らしいですね。

実は2013年頃に「やばたにえん」は密かに誕生し、それから3年後の2016年のギャル流行語大賞に7位というなかなかの結果を残しました。

それからはしばらく鳴りを潜めていましたが、2018年の5月に有名な漫画作品「からかい上手の高木さん」の作者がツイッターでネタにしたことがきっかけとなり、ふたたび「やばたにえん」にスポットライトが当てられることになりました。


女子高生のキャラが「やばたにえん」って言いながら、絶体絶命の危機に絶望している様子が描かれています。

その危機のパターンがいくつもあり、彼女が危機を何度も乗り越えたのか、それとも彼女は何度でも復活するのかと言ったようなストーリーや設定を考える余地があってとても面白いです。

せっかくなので私も描いてみました。

ちなみに彼女の名前は単に「やばたにえん」とか「やばたにえんちゃん」って呼ぶみたいですね。

「やばたにえん」って言うためにわざわざ危険な目に合わなければいけなくて不憫なところが彼女の人気の秘密なのかもしれませんね。

まとめ

「やばい」という言葉は便利で本当によく使いますし、恐らく使ったことのない人はほとんどいないのではないでしょうか。

普通ではない状況であれば無理やり「やばい」と言ってしまえるところがこの言葉の便利なところですね。

多くの人が何度も何度も使った結果、「やばい」という言葉はさらに進化して、「やばたにえん」という言葉が生まれたのだと思います。

「やばたにえん」シリーズは個人的には面白いと思っており、これからどんどん流行っていくといいですね。