主人公が退場する展開が起こり得る3つのパターンを紹介

物語の中心人物と言えば主人公ですよね。

どんな作品も主人公を中心に話が進んでいきます。

ところで主人公が物語から途中退場してしまうという展開はあり得るのでしょうか。

そういう展開になる作品はあまり多くないように感じます。

そこで主人公が途中退場する展開が起こり得るパターンについて調べてみました。

よければキャラ退場することによって得られる効果について書いた以下の記事もぜひご覧ください。

作品内でキャラが命を落としそのまま退場してしまうという展開はよくあります。こういった展開は特に死生観をテーマに扱った作品に多く見られます。そこでキャラを退場させることによってどのような効果が得られるのかを調べてみました。

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なぜ主人公は死なないのか

主人公は物語の中心人物で、このキャラを中心に話が進んでいきます。

このキャラがいなくなってしまった場合、物語がそこで終わってしまうのです。

こういった事情は作り手さんだけでなく読み手さんも十分理解しているので、主人公が退場する事態は起こるはずがないという前提ができてしまっています。

そのため主人公が退場したと見せかけて実はまだ退場していなかったという展開があったとしても、本当に主人公が退場してしまったと思う人はほとんどいません。

必ずどこかで生きていて再登場するだろうと思われてしまいます。

主人公が命がけの危険な状況になったときに読み手さんが考えることは助かるか助からないかではなく、どのようにしてこの状況を切り抜けるかということに注目することになります。

何度も言いますが、主人公が退場してしまったらそこですべてが終わってしまいますからね。

つまり主人公が退場する展開は基本的にはあり得ないのです。

これが主人公と他のキャラとの大きな違いです。

主人公が途中退場するパターンは存在する

しかし主人公が退場する展開が100%あり得ないと言うとそうではありません。

実際に主人公が退場する作品は存在します。

それではそのパターンをいくつか見ていきましょう。

主人公が物語終盤で退場するパターン

おそらく1番多いパターンだと思います。

有名な映画作品は「タイタニック」でしょうか。

主人公はシナリオを進めるために基本的に退場するわけにはいかないのですが、これ以上シナリオを進める必要がない物語終盤では別に退場してしまっても構わないわけですね。

目的を果たしやり残すことがないので退場、悪事を働いていたため最後に裁かれて退場、仲間を守るために退場など例は挙げだすとキリがありません。

またエピローグの部分で主人公が退場したということになっているパターンもあります。

これらのことから物語終盤からは何が起こるかわからず、ドキドキする展開が多いのです。

主人公が変わるパターン

部や章ごとに主人公が変わる作品があります。

有名な漫画作品では「ジョジョの奇妙な冒険」でしょうか。

主人公が変わるのであれば、変わるタイミングで退場させてしまっても良いだろうという考えです。

上記の物語終盤のパターンではなく物語の節目に主人公が退場するパターンなので、退場した後にはまた新しい主人公を準備しておく必要がありますね。

主人公が2人以上いるパターン

主人公が1人じゃなければいけないということはありません。

2人以上の複数の主人公によってシナリオが進んでいく作品は数多くあります。

物語の中心人物が2人以上いるならば最後の1人になるまで退場させても良いだろうという考え方になります。

こういった作品はいつキャラが退場してしまうかわからないという緊張感があります。

普通なら主人公は退場しないという前提がありますが、主人公が2人以上いる場合は彼らが途中で退場してしまうことも十分あり得ますからね。

また主人公が存在しない作品もあります。

この場合特定のキャラを中心にせずにシナリオを進めていくので、シナリオ進行に必要不可欠な主人公の存在を考慮する必要はありません。

まとめ

普通に考えると主人公が退場する展開はあり得ないと思われがちですが、状況によってはそういった展開があってもおかしくありません。

キャラがいつ退場してしまうかわからないようなハラハラする状況は緊張感があって面白いと思います。

しかし逆に言えば主人公が退場する展開があり得るパターンは限定されがちなので、主人公の命がかかった状況はそれほど読み手さんに緊張感を与えられないような気がします。

そのため特定の主人公がいなかったり複数の主人公がいたりする作品は主人公が退場してはいけないという都合をある程度無視できるので、緊張感のある展開に持っていきやすいのだと思います。