仲間のキャラがそれぞれ別行動する展開が面白い理由

物語が進んでくると主人公と一緒に行動する仲間のキャラが増えてきて、あるときそれぞれのキャラが別行動をとるっていう展開ありますよね。

ああいう展開はすごく面白いですよね。

特にバトルもので敵のキャラも複数人いて、それぞれが別々にぶつかり合う展開も熱いですね。

それから仲間のキャラが集結したりすると一気に盛り上がるのではないのでしょうか。

こんな風にキャラに別行動をとらせるとなぜ面白くなるのか調べてみました。

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別行動のメリット

面白い作品にはキャラたちを別行動させる展開が多く見られます。

結構王道の手法だと思うので何か明確な理由がありそうです。

そこでキャラを別行動させるメリットを考えてみました。

キャラ1人ずつに焦点が当たる

一緒に行動する仲間のキャラが増えてくると、どうしても大人数で行動するシーンが増えます。

その結果それぞれのキャラの個性が埋もれてしまいがちです。

またキャラが常に一緒にいるとキャラ同士で喋ることがなくなってきたりますね。

特に無口なキャラが混ざっていると、よく喋るキャラ同士でしか会話が発生しないことになります。(それはそれで面白いですが…)

そこでキャラたちが何人かのグループに分かれる展開になると、普段はあまり喋らないキャラ同士で行動したり、いつもは誰かと一緒にいるキャラが1人で行動したりと、それぞれのキャラの普段は見られない一面が見られるようになるわけですね。

これがすごく面白いと感じます。

特にこっちのキャラのグループではこんなイベントがあったけど、もしあのキャラがこのイベントに出くわしたらきっとあんなことになってたなーとか考えるのがまた楽しくなるのです。

それぞれのキャラが個性的だと、別行動の展開はもっともっと面白くなると思います。

シナリオの密度が濃くなる

仲間のキャラが常に一緒に行動していると、必ずキャラたちが集まっている場所でしかイベントが発生しません。

基本的にイベントが起こらなければ話は進まないので、キャラたちにイベントに発生するためには、キャラたちが現在いる場所でイベントに遭遇するパターンと、イベントを起こすパターンしかありません。

そこでキャラを何組かに分けて別行動させます。

するとイベントが起きる場所はバラバラかつ、どんなイベントに遭遇するか、またはどんなイベントを起こすかを分けた組ごとに決めることができます。

いろんなキャラの視点で多くのイベントが発生していくシーンが続くのと、そうでないシーンが続くのではシナリオ進行中の時間が同じでも密度が変わってきます。

つまりキャラをバラバラで行動させると同じ期間でいろんな場所でいろんなパターンのイベントを起こすことができるのです。

これにより全体的なシナリオ進行がワンパターンになりにくくなります。

別行動のデメリット

キャラたちを別行動させるメリットを考えてみましたが、とにかく別行動させまくるのがいいのかと言われるとそうでもないようです。

一見すると別行動をさせるとキャラの個性が光り、シナリオの密度が濃くなっていいんじゃないかと思うかもしれませんが、別行動を多用させるといろいろと問題が起きます。

テンポが悪くなる

シナリオの密度が濃くなるということは当然、シナリオの進行スピードが遅くなります。

キャラの数が増えると当然分けるグループの数も増えるので、その数だけイベントを起こさせてという風に進めていくと、一向にシナリオが進まずになり、その結果テンポが悪くなります。

なかなか話が進まないと人によってはイライラを感じますし、途中でどんなシーンがあったかを忘れてしまう人もいるので、適切なテンポで進行したほうがいいと思います。(あえてゆっくり引き伸ばすのも期待が高まって面白いけど…)

また別行動をさせると様々なキャラの視点でシナリオが進行するので、場面がコロコロ変わりやすいです。

あまり短期間で場面が変わると見ている側も理解が追いつかないので、場面変更は適切なタイミングで行うように心がけないといけません。

行動力が高いキャラが必要

行動力が高いキャラが1人でもいると別行動をさせやすいのですが、そうじゃない場合、多少強引な方法で別行動をさせる必要があります。

行動力が高いキャラの特徴を紹介した以下の記事を書いたので、こちらもぜひご覧ください。

シナリオ制作に欠かせないのが行動力が高いキャラです。こういったキャラがいるおかげで、無理のある強引なイベントを発生させることなく、シナリオを自然に進行させることができます。そこで行動力が高いキャラの特徴を調べてみました。

行動力が低いキャラたちの気持ちになって考えてみると、特別な理由でもない限り、あえて別行動をとる必要はないだろうと考えるのが一般的です。

特に自分達の身に危険が迫った状態になればなおさら仲間とは離れ離れにはなりたくないと考えるのが普通です。

よって別行動をとらざるを得ないイベント起こす必要があるのですが、こういう展開が毎回続くと、別行動させる理由がワンパターンになりがちになります。

このとき行動力が高いキャラまたは単独行動を好むキャラがいてくれると、自然に離れ離れになってくれますが、そういったキャラがいない場合は自然に別行動してくれる理由を考えなければなりません。

まとめ

キャラたちを別行動させると何が起きるのかを改めて考えるといろんな理由がありましたね。

様々なキャラの視点でシーンを見ることができる別行動展開は、キャラの個性を際立たせたりシナリオを面白くしたりとメリットがある反面、多用しすぎるとシナリオ進行のテンポを悪くしたり、強引な展開を強要させられるデメリットがある手法なんだなと思いました。