宇宙全体から見た知的生命体と文明の進化の段階

知的生命体とは知性を持つ生命体のことであり、地球上には人間しかいないらしいです。

本当に人間にしか知性がないかどうかなんてわかりませんよ?

それに宇宙のどこかの惑星には地球の人間の段階まで進化した知的生命体がいるかもしれませんよ?

いろいろと疑問はあると思いますが…ところで進化って決まった段階があると思うんですよ。

それでは現代の人間の文明はどれくらい進化しているのでしょうか。

今回は宇宙全体から見た知的生命体と文明の進化の段階について考えてみました。

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進化の段階とは

専門の人じゃないので難しい言葉は使いません。

知的生命体の進化には段階があると思うのです。

例えばこのことを英語力で説明すると以下のようになると思います。

  1. 英語の存在を知っており、簡単な英語なら理解できる
  2. 英語を読み書きすることができる
  3. 英語を聞き分けたり話したりすることができる
  4. 英語で日常会話ができる

英語力には熟練度があって、ここまでできたらこの段階だっていうのがあるわけですね。

この段階が知的生命体と文明の進化にもあるのではないでしょうか。

それでは順番に1つずつ見ていきましょう。

惑星が誕生するかどうか

いきなり知的生命体関係ないじゃないかと思うかもしれませんが、そもそも惑星が誕生しなければ何も生まれないので…。

惑星が誕生する確率って宝くじの当選確率よりもはるかに低くて、この地球が誕生したのも奇跡に近いくらいだったらしいですね。

ただでさえ宇宙って広いのに、その広い宇宙で小さな惑星が衝突を繰り返してできるわけですからね。

とりあえず針の穴を通すような小さな確率を潜り抜けてようやくいくつかの惑星が誕生しました。

しかしまだ生命は誕生していません。

生物が誕生し得る環境かどうか

これが1番の問題です。

せっかく限りなく低い確率で惑星が誕生しても、生物が誕生し得ない環境の惑星だった場合は意味がないんですよね。

最新の調査結果でも、生物が誕生し得る環境の惑星ってそんなに見つかっていないみたいですね。

そう考えると地球って奇跡の中の奇跡みたいな存在だったんですね。

おやおや、さっき誕生したいくつかの惑星の中で1つだけ、生物が誕生し得る環境が見つかったらしいです。

他の惑星はどうやらダメみたいで、この惑星をAと名づけてこれから観察してみたいと思います。

生存競争に勝ち残れるかどうか

長い長い時を経て惑星Aにいろんな生物が誕生し始めました。

海を生きる生物、空を生きる生物、地上を生きる生物などとても多くの数の生物が今この惑星Aに住んでいます。

彼らはこれから生存競争を勝ち抜いていかなければなりません。

おっと彼らの中で面白い生物を見つけました。

集団で道具を使い獲物を追い込んでいます。

しかも言葉や文字でコミュニケーションをとっていますね。

汗かくことで体温調整ができるので長時間の運動にも対応しています。

我々はこの面白い生物を人間と呼ぶことにします。

人間は道具を開発し集団で狩りを行うことで、自分よりもはるかに大きくて強い生物を倒すことができるらしいです。

しかも人間は頭がよくて、文字や言葉などの文明をつくったり、さらに火を扱うことができます。

まさに知的生命体ですね。

恐竜のような体の大きな生物がこの惑星の支配者になるのかと思いきや、最後はこの人間が生存競争を勝ち抜き、見事にこの惑星で最も強い生物となることができたのです。

環境の変化に対応できるかどうか

生存競争を勝ち抜いて最も強い生物になった人間ですが、敵は他の生物だけではありません。

次なる挑戦者は自然です。

気温の変化、台風や地震などに代表される自然災害、病原体の伝染などに対応していかなくてはなりません。

しかし惑星Aの人間たちは空調の効いた家の中で夏も冬も快適に暮らしています。

また外で活動する場合も、夏は水分や塩分を補給し、冬は暖かい服を着たりして対応しています。

さらに人間たちは情報を共有し自然災害にも負けない建物を建築し、病原体に対抗するための薬を開発しました。

他の生物は環境を生き残った者同士でDNAを継承させるしかないのに対して、知的生命体である人間はそれに加えて技術や情報を文字などの媒体で後世に残すことで文明そのものを進化させていくのです。

人間はまさしく環境の変化にも対応することができたと言えるのではないでしょうか。

そして現実世界の現代の人間の文明は、この惑星Aの人間とほぼ同じ段階まで進化していると言えるのではないでしょうか。

他の生物との生存競争を勝ち抜き、さらに環境の変化にも対応した知的生命体である人間にもはや敵などいないのです。

小惑星が接近中!

そんな惑星Aに小惑星が接近しているみたいです。

しかも結構でかいです。

研究員がシミュレーションで計算をしています。

計算の結果、この小惑星が衝突すると惑星Aは粉々に砕け散ってしまうというのです。

しかも小惑星の衝突は決して避けられないとのこと。

すぐさま惑星Aの偉い人間たちが集まって会議を始めました。

しかし小惑星の衝突を避けるための方法は一向に見つかりません。

そうこうしている間に小惑星はどんどんと接近してきます。

惑星Aの人間はいろいろな方法を試してみますが、結局ダメみたいです。

最後に彼らがとった行動はただ祈るのみ。

しかし祈りは届かず、小惑星が衝突。

長い歴史がある惑星Aは一瞬で宇宙の藻屑になってしまったのです。

人間は惑星規模の災害に対応することができませんでした。

おわり。

進化の余地はあと3段階ある

なぜ惑星Aは滅んでしまったのか。

というよりなぜ惑星Aに住んでいた人間は絶滅してしまったのか、という言い方のほうが正しいでしょうか。

それはまだまだ知的生命体である人間には進化の余地があったからです。

惑星Aの人間が絶滅しないためには、これ以上どのように進化する必要があったのでしょうか。

それでは順番に見ていきましょう。

DNAから開放されているどうか

惑星Aの人間たちは、人間の生物としての進化よりも最新の文明の進化のほうが早いことに気がつきました。

文明とはつまり今まで多くの人間たちが残した技術や情報の結晶のことです。

一方人間は他の生物と同じように、今まで生存競争に勝ち残ってきた者同士がDNAを継承させていき最終的に今のように進化してきました。

そう考えると肉体というものはしょせんDNAの乗り物であって、文明を進化させていくことに対しては直接役に立たないのではないかと、惑星Aの人間は徐々に思い始めるわけです。

またこのままでは文明の進化の速さに人間が置き去りにされてしまう可能性があります。

しかし文明と人間は切っても切り離せない関係で、文明が人間に合わせて進化する必要があり、文明の本来の進化する早さに比べるとずいぶん遅くなってしまいます。

そこで文明と同じ早さで進化できる人工の肉体が必要になってきます。

やがてそういった考えが全体として強くなり、文明の更なる進化に伴って人間はついにDNAから開放される日がやってきます。

人工の肉体を手に入れた元人間たちは文明と同じ速さで進化できます。

しかも元の人間の肉体にできて、人工の肉体にできないことは何1つありません。

これがとても重要なことで、人間が持つ欲求や情熱などの感情を人工の肉体に継承することができなければ、意思を持たない機械の一部になってしまうことと同じなのです。

つまり人間の意思や感情を正しく数値化し再現することができなければ、人間は新しい肉体を手に入れたとは言えないのです。

そしてこの肉体は不治の病や寿命から開放され永遠に生き続けることができます。

このどんな場合においても都合のいい肉体こそ知的生命体の究極系とも言えるのではないでしょうか。

惑星を脱出できるかどうか

惑星Aに例のごとく小惑星が接近します。

しかしそこは究極系の人間、非常に優れた文明によっていとも簡単に小惑星をの軌道を変えてしまいます。

ついに人間は惑星規模の災害までも克服してしまったのでしょうか。

そうは問屋が卸さないと今度は惑星Aを長い間照らし続けていた恒星(地球で言うところの太陽)が膨張を始めました。

小惑星の接近とはまるでスケールが違い、1つの恒星系が消滅してしまうかもしれないという大事態です。

彼らはシミュレーションを繰り返し、やがて惑星Aから脱出するという結論に到達しました。

長い間人間たちにとって母なる大地であった惑星Aからついに旅立つときが来たのです。

幸い次に移住する惑星の目星(星なだけに)はついています。

新しい肉体を手に入れ、寿命という概念が存在しない惑星Aの人間は、どんなに航海に長引いても問題はありません。

しかも究極系とも言えるほど進化しているので環境の変化にも対応できます。

こうして人間たちは新しい惑星を目指して旅を始めたのです。

未確認生命体が接近中!!

悠久に感じられるほどの長い時を経てようやく目指していた惑星が見えてきました。

しかしその惑星にはすでに先住民がいたのです。

彼らは人間たちと同じような事情で、この惑星に移住してきた高い文明を持った知的生命体でした。

人間たちは黙って帰るわけにはいかないので、先住民達と意思疎通を図ります。

同じ段階まで進化した知的生命体同士と言えども、まったく違う文明を築き上げてきた両者は必ずしも分かり合えることは限りません。

特に相手が好戦的な考え方を持っていた場合、こちらもそれに対応しないといけないからです。

つまり最後の進化の段階は宇宙全体の生存競争に勝ち残れるかどうかです。

こうして人間たちは宇宙を舞台とした生存競争に再び勝ち残っていかなくてはならなくなったのです。

つづく。

まとめ

知的生命体には進化の段階があり、現代の人間の文明はある程度の自然災害に対応できるまで進化していると言えます。

ただし惑星規模の災害に襲われた場合、現代の人間にはこれを解決する術はありません。

次の段階に進化するのは果たしていつになるのでしょうか。

またこれらの話はあくまで考えてみただけなので、未来が必ずこの過程をたどるということを保証するわけではありません。

よければこんな話をSF作品を制作するときの舞台設定として役立ててもらえると幸いです。